2008年11月15日、日産とEdmunds Inside Line主催による新型370Zの事前発表会がTWBA/Chiat/Dayの駐車場で開催された。
19日、LAオートショーでの公式デビューを前にいち早くZファンにNew Z Carをお披露目しようと企画された、オープンなパーティーだ。
日産GT-Rや、インフィニティG37クーペ、1979年の280ZXから1989年の300ZXまでを含む日産車ファミリーがChiat/Dayの駐車場に集まっていた。
16:30、370Zがお披露目されるとその周りには多くのファンが詰めかけた。
駐車場内は15mphの速度制限があるものの、そのスピードでも370Zの素性が良いことがよくわかる。
370Zに乗り込むと、インテリアの改善が実感できる。
それぞれのパートの素材が向上し、クリーンで論理的に配置されたダッシュパネル、完璧なシェイプのシートに太めのしっかりとしたステアリングホイールなど、ドライビング環境が格段に向上している。
6速マニュアルの操作感もしっかりしているし、新型3.7リッターV6エンジンのエキゾーストノートも官能的だ。
3台の370ZがChiat/Dayの駐車場から外に出されると、出席者から大きな拍手が送られた。その後、まるで近づいては行けないと言われているかのように、みんなが少し遠巻きに370Zを見る。
日産GT-Rのオーナーでヴィジュアル・エフェクト・アーティストのクリス・ペインは「想像していたよりコンパクトだ。リヤのエアロディフューザーはもう少しよくできたかもね。インテリアはすごくよくなっている。サーキットに持ってこいの車だろうね。ベースモデルを買ってサーキットで遊ぶのが最も適した使い方かも。」
1オーナー、205,000マイルのZ32 300ZXをドライブして来たスティーブ・フレッチャーは、リヤストラットバーの位置を変更してリヤのカーゴスペースを拡大させたことに感銘を受けていた。「思ったよりも変更点が少ないんだね。僕は内装を気にするタイプなんだけど、これはすごく良い。」スティーブ・フレッチャーは370Zへの買い替えを考え始めている。
2008年モデルの350Z Version NISMOで会場を訪れたスーザン・レディットは「なんだかナマズみたいね。髭があれば言うことなしだわ。でも、それが370Zの特徴よね。フェンダーのふくらみが気に入ったわ。それにインテリアも。」
北米日産でZ-Carプロダクトプランナーを務めるピーター・ベドロシアンは、370Zへの反応を見るために、日産GT-Rで会場を訪れた。「Z-Carは、私たちが自動車メーカーで働いていることを象徴するものだ。日産の社員はみんなZ-Carの仕事をしたいと思っている。今日はランディ・ロドリゲスも来ているよ。彼はサンディエゴにある北米日産のデザインセンターで、370Zの最初のコンセプトを描いたんだ。彼は今日、240Zで来ているよ。」
このパーティーでは、パワーやウェイトなど、370Zの詳細については発表されなかった。それらの情報は11月19日にLAオートショーで発表される。
今日のパーティーで370Zを見た人たちは、写真で見ていたヘッドライトやテールライトよりも実物の方がナチュラルだと感じていた。
リヤフェンダーやフロントフェンダーなど、従来のZ-carよりも特徴的な部分も多いが、それでもZ-Carファミリーの一員としての伝統は間違いなく流れている。
パーティーも終わろうとした頃、アメリカのGT-Rチューナーであるショーン・モリスが話しかけてきた。「3台とも後付けのデフクーラーが見えるけど、あれは何だ!?」チェックしてみると、確かにリヤデフケースにフィッティングが取り付けられている。さらには、エンジンオイルクーラーも装着されていることに気づいた。この3台はプレスカーなので、日産はメディアに酷使されることを見越してこれらのオイルクーラーを取り付けたのかもしれない。
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